呼吸で意識するのは、肺よりも〇〇〇!!
2月3日は節分でしたね。
節分と言えば「豆まき」。
みなさん、やりましたか??
これは、季節の変わり目には
邪気(病気などを起こす悪い気)が
入りやすいと考えられていて、
その邪気を払うために行われるそうです。
最近では、豆まきよりも
恵方巻の方がブームになっていますが、
大量廃棄など、社会問題化しています(´-ω-`)
食べものでも何でも、
もっと感謝して生きたいものです。。。
さて、前回は呼吸のしかたについて
簡単に説明をしました。
「吸う」前にまずは「吐く」ことを
意識するんでしたね。
では、呼吸が健康にどのような
良い影響を与えるのか?
そして、何を意識して呼吸をすると良いのか?
本日はそこを掘り下げていきたいと思います。
胸式呼吸と腹式呼吸
まず、呼吸のしかたを大きく分けると
- 「腹式呼吸」
- 「胸式呼吸」
の二つがあります。
「胸式呼吸」は肋骨の間にある筋肉を使います。
一方、「腹式呼吸」は胸とお腹の間にある
「横隔膜(オウカクマク)」というところを
使います。
横隔膜は、肋骨の内側にドーム状にくっついています。
女性に人気のヨガなどの呼吸法は、
腹式呼吸が基本になります。
「え?肺が膨らんだりしぼんだり
するんじゃないの??」
と思われた方、
そうなんです。
「呼吸」というと肺をイメージする方が
多いと思いますが、
実は、肺そのものは自分で
膨らんだりしぼんだりできません。
肋骨の間の筋肉や横隔膜が動くことで、
肺が膨らんだりしぼんだりするのです。
胸式呼吸と腹式呼吸。
どちらが良い悪いはないですが、
とりわけ、横隔膜はなにかと重要な部分です。
横隔膜のはたらきって??
横隔膜は、
息を吸うと → 下に下がる
息を吐くと → 上に上がる
という運動をしています。
イラストを見ると、横隔膜の動きで
肺が「膨らむ」「しぼむ」のイメージが
できるかと思います。
ちなみに、
この横隔膜の痙攣(けいれん)が
「しゃっくり」です。
横隔膜が動くことのメリット
では、なぜ横隔膜が重要なのでしょうか?
横隔膜の上には、肺以外にも
心臓があります。
そして、横隔膜の下には、
肝臓や胃、膵臓、脾臓、腎臓などなど
いろいろな内臓があります。
さらにその下には腸もありますね。
腸については、
以前のブログでも取り上げたので、
余裕があったら読んでみてください(^^)
横隔膜が上下すると、
そのまわりにあるこれらの内臓が
刺激されるのです。
心臓であれば、循環に関係するので、
血圧に影響があります。
冷えやむくみとも関連しますね。
胃であれば、
消化運動の促進につながります。
腸であれば、
便秘解消や免疫活性化などですね。
つまり、横隔膜をしっかりと動かすと
それだけで多くの内臓に刺激を
与えることができるのです。
まとめ
今回は呼吸が健康に与える影響として、
横隔膜の大切さについて説明しました。
たった一箇所、
横隔膜を意識して呼吸をするだけで、
こんなにも多くの恩恵が受けられるのは、
ありがたいことです。
みなさんも、横隔膜をイメージしながら
呼吸することを意識してみてください。
それだけでもきっと、
今までよりも呼吸が深くなったり、
内臓に良い刺激がはいるはずです!!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました( ´∀`)